こんにちは。
今年から、メルカリグループのメルペイに移ってバックエンドソフトウェアエンジニアをしている id:koemu です。
2018年9月1日〜8日につくば市で開催された「第30回 国際情報オリンピック」という、世界の中高生が集う競技プログラミング大会に、メルカリグループとして協賛いたしました。本エントリでは、そのご報告と背景をご案内します。
背景
もともと、私は社会人大学院に通っているときに、ソフトウェアエンジニアとなっていく学生を育成するための研究に携わっていました。研究を通じて、より多くの若いソフトウェアエンジニアの卵となるような人に、私達のいるインターネットサービス産業の各社に来て業界を盛り上げていただけたら嬉しいな、と考え続けていました。
その中で、情報オリンピック日本委員会の先生方から、国際情報オリンピックが日本で開催されるという話を伺いました。そこで、私が勤務しているメルカリが会社をあげて、若い方たちがプログラミングを通じて切磋琢磨する場をサポートし、ひょっとしたら未来どこかで仲間となってくれるかもしれない彼ら・彼女らを応援させいただければ、という想いで協賛いたしました。
当社からのメッセージ
当社からは、取締役社長兼COOの小泉から国際情報オリンピックへの協賛に関するメッセージを、グループ会社のメルペイCTOの曾川より選手の皆様へのメッセージをお送りいたしました。経営陣をはじめALL FOR ONEの体制で取り組んでまいりました。
当日の模様
当日は、物品提供も含めて大会をサポートをさせていただきました。世界87カ国、それも遠い国からも集まられている選手の皆さんに、1週間あまりの間、少しでも快適な競技環境を提供できていれば幸いです。なお、物品としては以下を提供しています。
- ミネラルウォーター
- おやつ
- Tシャツ
- ノート
- フリクションボールペン
あわせて、スポンサーブースの開設や、Knowledge Fairというスポンサーdayでのスポンサープレゼンテーションをさせていただきました。スポンサーブースには、各国の代表選手や引率の方々に足をお運びいただきました。どうもありがとうございました。
私達は現在はフリマアプリを提供している会社ですが、メルカリグループのミッションは「新たな価値を生みだす世界的なマーケットプレイスを創る」です。ある人にとっては価値がなかったとしても、また別の人にとっては違う価値がある、その価値と場を創造する企業ですというご紹介をしています。とはいえ、競技プログラミングとはちょっと距離があったのか、最初の掴みが難しかったな、というのが正直な感想です。
おわりに
30回目となった今大会、日本代表みなさんがメダルを獲得されました(参考: 「国際情報 オリンピック参加生徒の成績について:文部科学省」)。おめでとうございます!
これからも、メルカリグループとして次代を担う方たちの切磋琢磨の場を応援できる活動を続けていきたいと考えております。
最後になりますが、世界から集まって競技を終えられた選手の皆様、大変お疲れ様でした。また、協賛の機会を設けていただいた情報オリンピック日本委員会の皆様に御礼申し上げます。そして、大会を支えていただいたボランティアの皆様、暑い中、選手のサポートや競技環境の構築など、本当にお疲れ様でした。
それでは皆様、ごきげんよう。