Mercari Engineering Blog

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JSFestで登壇してきました

はじめまして。メルペイでフロントエンドエンジニアをしている @sottar です。

今年の11月8,9日 にウクライナのキエフで行われた JSFest というカンファレンスにスピーカーとして登壇してきました。
時間が空いてしまいましたが、その際の登壇内容や感じたことなどを紹介します。

JSFest とは

JSFest とは毎年ウクライナのキエフで行われている東欧最大の JavaScript のカンファレンスです。FestGroup というカンファレンスのオーガナイザーが運営を行っており、QA, .NET, DevOps など JS 以外にもカンファレンスを行っていて、6年間で15のイベントを開催し累計で1万人以上の参加者がいるウクライナのカンファレンスのオーガナイザーグループです。
今回の JSFest も並列3トラックで2日間開催されており、600人以上の参加者がいたそうです。

JS Fest 2019 | Ukrainian professional conference dedicated to JavaScript

ウクライナ

ウクライナへ行くのは初めてだったため、ビザが必要かどうかもわからずそこから確認をする必要がありました。(ビザは必要ありませんでした)

11月のウクライナは日本の真冬くらいの寒さでしたが、町並みはとてもきれいでした。

ウクライナの町並み
ウクライナの町並み
ウクライナの町並み
ウクライナの町並み

スピーカーディナー

カンファレンス前夜には登壇者とオーガナイザーが参加するスピーカーディナーがありました。

もちろん会話はすべて英語ですし、みんな初対面なので行く前は緊張と不安で行こうか迷っていたくらいだったのですが、行ってみたらみんなフレンドリーで仲良くなることができました。

日本からの参加者は私一人だったのですが、ここで前もってコミュニケーションを取り仲良くなることができたのはとても心強かったです。

登壇について

内容

メルカリではポイントのプレゼントや手数料無料などといったキャンペーンを行うことが多く、そのたびにキャンペーンのページを作成しています。これまではそのページを作成するためには毎回コードを書く必要があり、少なくないリソースを割く必要がありました。そのため開催できるキャンペーンの数も制限されてしまっている状況でした。

そこで、エンジニア以外でもページを作成できるようにするための CMS を開発するプロジェクトが始まり、そのチームの TechLead を務めました。

ここでは CMS の詳細なシステムの説明は省略しますが、要件とマッチするものがなかったため OSS を使用せずに社内で一から作成しました。フロントエンドは React, TypeScript を使用し、サーバーサイドは Cloud Functions, Cloud Storage を使用しサーバーレスアーキテクチャを採用し開発を行いました。

今回の登壇ではその CMS について、実際に CMS を使用することになる PdM や Designer とどのように話し合い、実装をどう行い、実装後にどのように運用をしているかという話を行いました。

前準備

登壇時間は50分間あり英語で話す必要もあるので、いつも以上にしっかりと準備を行いました。

  • スライドの作成

    第二言語(英語)で話す必要があり当日は絶対緊張するので、スライドを見るだけでもある程度わかるように多めの枚数を作成しました。

  • スクリプトの作成

    普段の日本語で行う登壇ではスクリプトを作ったりはしないのですが、今回は初の英語での登壇だったため挨拶から締めまでスクリプトを作成しました。

  • スライド/スクリプトの英語の添削

    英語の添削も社内の English Speaker の同僚や、JSFest のオーガナイザーの方にも添削を行っていただきました。とくにメルカリには LET(Language Education Team) という英語や日本語などのサポートを行うチームがあり、とても助けてもらいました。

  • リハーサル

    リハーサルも普段の日本語での登壇だと行わないことのほうが多いのですが、初めての英語の発表でどの程度時間がかかるかも読めなかったため行いました。
    オーガナイザーの方にも時間をとって手伝っていただきました。実際にオンラインでつないで行うことができ、そこで話し方などについても直接フィードバックを受けることができとても勉強になりました。

本番

カンファレンス参加者で日本人は1人だったこともありとても緊張していたのですが、直前で他のスピーカーやオーガナイザーの方に声をかけてもらい少し緊張をほぐすことができました。

結局、緊張のせいか早口で喋ってしまったなと思いましたが、登壇終了後に3人ぐらいの方から質問を受け、発表に興味を持っていくれたことを嬉しく思いました。

使用したスライドは公開されているので興味がある方は参考にしていただければと思います。

speakerdeck.com

他のカンファレンス

登壇は1日目の後半だったので2日目はリラックスして参加することができました。

東欧行くのも初めてだったため技術レベルが高いかどうかもわからなかったのですが、内容はとても面白かったです。

micro frontends を実際に導入/運用している話しや、Node.js の TSC (Technical Steering Committee) の方が Node.js v12 で導入された新しい機能を紹介されていたり、TensorFlow.js を用いた Machine Learning と Frontend の話など、最先端な技術についての登壇もたくさんあり参加者としても楽しむことができました。

資料はここにまとまっているようなので興味ある方は見てみてください。

pt.slideshare.net

また1日目の最後には after party があったためそこで他の参加者と交流することや、カンファレンス後に他の登壇者と飲みに行ったりすることができたので色々コミュニケーションをとることができました。

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JSfest

まとめ

今回、初めて登壇者として海外カンファレンスに参加して一番良かったと感じたことは、他の参加者とのコミュニケーションが取りやすいということです。

これまで何回か海外カンファレンスに参加したことはあるのですが、英語力の問題もあり、なかなかコミュニケーションをとるのに苦労していました。
今回は登壇者として参加したため他の参加者から話しかけていただく機会も多く、以前よりもよりスムーズにコミュニケーションを取ることができました。

セッションの内容自体は YouTube などで公開されることも多いため日本にいても視聴することは可能ですが、海外で働いているエンジニアや Open Source の Committee の方と話せる機会はそう多くはないのでとても良い機会でいろいろ情報交換をすることができました。

今回、サポートしてくれた社員の方々やカンファレンス運営の方々に感謝しつつ、別の海外カンファレンスでも登壇できるよう努力していきたいと思います。

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