iOSCon 2017 in Londonに登壇します

こんにちは、iOSエンジニアの@kitasukeです。

弊社から、@yoichitgyと自分の2名がiOSCon 2017に登壇します!

iOSCon 2017 – The conference for iOS and Swift Developers

iOSConとは、iOSやSwiftに関わるエンジニアのためのカンファレンスです。
今年もロンドンで開催される予定で、日程は3/30, 31の2日間です。
2014年から開催され、当初から世界的に有名なスピーカーが登壇しています。

skillsmatter.com

発表形式は下記の通りで3種類あります。  

  • ワークショップ(90分)

  • トーク(45分)

  • LT(15分)

今回は両者ともトークでの発表でCfPが採択されました。

簡単に発表内容を紹介したいと思います。
詳しい発表内容はこちらのプログラムを見てください。

Dependency Injection in Practice

登壇者: @yoichitgy

Dependency Injectionとは、あるコンポーネントが依存する対象を外部から渡すことによりコンポーネント間を疎結合にするパターンのことです。日本語では「依存性の注入」あるいは「依存オブジェクトの注入」と訳されます。コンポーネントを疎結合に保つことにより、柔軟でテストのしやすいプログラムにすることができます。Dependency Injectionは、WWDC 2016でモダンなベストプラクティスのひとつとして紹介され、iOS開発者の間で注目が集まりつつあります。

このトークでは、Dependency InjectionフレームワークであるSwinjectを開発した経験を活かし、Dependency Injectionの基本的なコンセプトから実際的な応用まで紹介します。応用では、モックを利用したテストまで紹介する予定です。

Type-safe API call with Protocol Buffers in Swift

登壇者: @kitasuke

Protocol BuffersとはGoogleによって開発された、シリアライゼーションフォーマットです。既にgRPCで使われており、Appleが公式プラグインのswift-protobufをオープンソースにしたこともあって話題になっている仕組みです。

このトークでは、Protocol Buffersでシリアライズされた構造化データをどのように扱えるか、またそのメリット・デメリットを紹介する予定です。個人的にはSwiftとの相性が良くて気に入っていて、タイトルに書いてあるネットワーク通信だけでなくデータの永続化にも活用できるので、そのような一般的なユースケースを紹介できれば良いなと思っています。

応援してください!

会場で会いましょうと言いたいところですが、気軽にはロンドンに来れないですね。もし都合があって参加される方は、お声がけ頂けると嬉しいです。メルカリはロンドンにもオフィスがあるので、興味があればメルカリの技術や会社のことも話しましょう。

それぞれのトークは後日ビデオがアップロードされるので、現地に来れない方は是非そちらを見てください!

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